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瀧と三葉の幸せを祈るブログ

【ライブレポ】syrup16g 2015tour Kranke 「患者」 7月8日・7月9日

新木場サンセット2016でついに2016年初のライブが決まりました記念

どうも、僕です。

「Kranke」ライブツアーとミニアルバム発表

2014年夏、syrup16g再結成にして完全書き下ろしフルアルバムリリース

タイムマシンで5年前ぐらいに戻っても誰も信じないような出来事が起きてしまった。

更に東名阪を回るライブ「再発」を開催。

こちらも大きな成功、支援を受けて終了した。

 

が、それ以降はパッタリと消息が途絶えた

「また・・・もしや・・・」なんて不安がファンの間でよぎり始めるが、 コアなファンは「Hurt」リリース時のインタビューで辞めることはないと信じていたであろう。

時は2015年3月。衝撃が走る。全国ツアー「kranke」が発表された。

前回の東名阪に加え、仙台、福岡、そして東京が2days開催となった。

このkrankeという言葉、ドイツ語で「患者」を意味する。

2014年が「再発」、2015年が「患者」 どんだけ精神病バンドやねんとツッコミたくなると同時に 「患者」って五十嵐隆直筆のTシャツ着るのかぁ・・・という妄想が始まったのであった。

2015年4月、同名のミニアルバムが5月に発売されることが発表された。

約半年ぶりの音源リリースにファンは沸きに沸いた。

多くのファンは恐れたであろうチケット争奪戦。以外や以外に今回は再発ほどの 壮絶なチケット争奪戦には至らなかった。

開催箇所を増やしたことや、東京の2daysが 影響していたのではないかと考えられる。

5月、音源発売。発売ギリギリになって、リードトラック「冷たい掌」のMVが公開された。

www.youtube.com

五十嵐らしいメロディ、ストラトキャスター特有の綺羅びやかなサウンド、キタダマキリードギターのようなベース、中畑たいこの安定感 全てが「Hurt」から成長を遂げているように感じた。

このバンドは6年という止まった時間を進める力をまだ持っているのだと 希望が沸く一曲だった。 しかし、実際にkrankeを初聴した印象は「微妙」だった。

期待しすぎたのかな・・・冷たい掌以外ピンと来る曲があまりなかった。

ちょっとライブが心配になってしまった。実際ライブ当日までkrankeはほとんど聴いてなかった。

7月8日NHKホール公演

あいにくの雨模様。事前物販列はそこそこ並んでいたが、ハケはかなり良かった。

平日開催ということもあり、どちらかと言えば開演前に物販を求める人が多かった印象。

1.冷たい掌

2.生きているよりマシさ

3.To be honor

4.HELPLESS

5.Stop brain

6.My Song

7.明日を落としても

8.正常

9.Everything is wonderful

10.吐く血

11.Share the light

12. 天才

13.真空

14.パープルムカデ

15.神のカルマ

16.Thank you

アンコール

17.vampire’s store

18.落堕

アンコール2

19.生活

20.リアル

 

開演と同時にkrankeに収録されていたインストゥルメンタルsonglines (interlude)が流れる 「おっおっああえ~」が流れると共に拍手と歓声が上がった。

バックスクリーンにはsyrup16g tour 2015 krankeの文字

今回演出凝ってるなぁと思った。

曲が終わると同時に冷たい掌。五十嵐の歌声は半年前と変わらず安定していた。

そして演奏がぶれないこと。ぶれないこと。ネットにアップされている過去の映像を吹き飛ばすような 安定感が今のsyrupにあると改めて感じた。(実際五十嵐はちょっとミスするけどメンバーもファンもご愛嬌)

驚いたのが、微妙だったkrankeの曲でライブ化けしたこと。

ライブで聴くと凄い良い曲に感じた。何故だろう。五十嵐マジック?

「今日が一応ツアー最後ということで・・・」と、まだ終わってないどころか始まったばかりなのにこのMC、五十嵐だ。

「明日のこととか、そういうの・・・考えられないんで・・・みんな千秋楽な感じでおねがいします」と盛り上げる。

一方で「2日やるほうがおかしいと思うんですけどぉ~・・・」と愚痴をこぼしていた 中学生かよとツッコミたくなった。

HELPLESSのイントロでミスる 「あ、五十嵐だ」と会場の緊張のほぐれを空気で感じた。

全体的にHELL-SEEの楽曲を取り入れており、歓声が多々湧いた。

明日を落としてもで「辛いことばかりで」の部分がつらいつらいことばかりでになってしまった。 よっぽど辛かったんだろう。そら会場回る数増えたし。

真空はドラムの中畑に倒れこむかのごとくギターを弾き倒す五十嵐

ボルテージMAXな感じが素晴らしかった。結構おーい!とか叫んでたし。

「感謝の意を込めて」とThankyouで一旦終了。

アンコールではコールアンドレスポンスからの落堕を披露するものの、チューニングを間違えていた模様。やっぱ五十嵐隆。しかしながら、チューニングを間違えても対応できるのは やはり場数をこなしてきたプロフェッショナルなんだなぁと思う。

患者Tシャツに対して五十嵐「お母さんとかびっくりするんじゃない?あらうちの子・・・どうしたの・・・みたいな」 ドッと湧く会場 「5年も6年も休むとね・・・こうなっちゃうから」観客「ワハハ」「これからは少しづつライブをね」観客「(マジでウレシイモード)」 「みなさんに向けて恥ずかしくない演奏を・・・日々の積み重ねってことで」からの生活 グッときた そして生活のギターソロは完璧でした。

ヤバイねもう。初期syrupまで遡ってるよあのおじさん。 一日目はリアルで終幕。

会場を出るとともに「syrupやっぱすげーわ」って声が多数。無論自分も。

7月9日NHKホール公演

この日もあいにくの雨、事前物販もまばら。 客入りは前日と変わらず。この日も早めの開場。

1.冷たい掌

2.生きているよりマシさ

3.To be honor

4.HELPLESS

5.Stop brain

6.My Song

7.明日を落としても

8.正常

9.負け犬

10.吐く血

11.Share the light

12.天才

13.真空

14.パープルムカデ

15.神のカルマ

16.Thank you

アンコール

17.vampire’s store

18.落堕

アンコール2

19.coup d’Etat

20.空をなくす

21.Reborn

 

昨日より若干しゃがれ気味の歌声五十嵐。でもうまい。

とにかくツアー終わることが安心みたいで「最後の最後の・・・」って言ってたら

後ろから中畑たいこが「まだ終わってないからね?」と釘を刺した。微笑ましい光景。

明日を落としてもで、またしてもミスる。辛い曲なんだぁと思ってしまう。歌詞も辛いし。

前日含め思ったけど天才は本当にライブ映えする曲だなと。 ギターもカッコいい、ベースもカッコいい、ドラムもカッコいい。 五十嵐のギターソロも安定してカッコいい。全部カッコいいのだ。

真空はこの日もギターかきむしりながら入る感じ たまらんねぇと思った。

落堕、真空、天才はやっぱり鉄板だなと思い知らされる。

Thankyou 「諦めない僕にセンキューを 諦めの悪い青春を」 こういった韻を踏む歌詞が五十嵐の特徴的なところで、また好きなところ。

今回のライブでThankyouが結構好きになりました。

この日の落堕はチューニング大丈夫でした。カッコ良かったです。

ダブルアンコールでは、患者Tシャツに着替えた面子が現れたと思ったら ベースのキタダマキだけちょっと違う 

ファンがざわつく 誰かが云った 「あれは医者だ!!!」

そう、独りだけ特注の医者Tシャツを着ていた。

(発注者は本人ではなくスタッフが用意したものだと思われる)

五十嵐が「患者嫌なんだって」といい、マキリンに一言と振る

普段寡黙な男、キタダマキが超癒されボイスで「今日は来ていただいてありがとうございます」 多くの女性ファンの黄色い声が聞こえた。その辺のアイドルの声援よりよっぽど大きかった。そりゃそうだよね。スーパーベーシストであり、スーパードクター。

五十嵐「ちょっとすべったね」ワイ「そうでもないぞ」

空をなくすが終わり、終幕かなと思ったらMC

五十嵐「話す友達がいないんで、喋っていいすか?」 五十嵐節炸裂。中畑たいこは友達ではないのか。いや親友か。

明晰夢と見たという五十嵐。可愛い動物や優しいお姉さんなどがおり よっしゃーもうずっとここにいるぞー!って思ったんだけど 浦島太郎的なイメージでだんだん怖くなってきて、一生懸命起きたとのこと。

五十嵐「多分あのまま寝てたら死んでたね。あはは」 あははて。

「でもこうやって起きて、この場に入れて10倍も100倍も楽しい!今日はありがとう!また来てね!」 からのReborn

完全に泣かせにきたなと 泣きましたよええ そら泣きますよね また来てねって五十嵐に言われて、Rebornのイントロってなんか生還のこと思い出しちゃって うわわ~って感じだった。会場の照明は武道館を意識した白系だった。

そして終幕。2015年のsyrup16gのツアーは幕を閉じた。

まとめ

約半年ぶりのライブツアー 改めてsyrup16gというバンドにブランクが会ったことを感じさせないライブだった。

先にも述べたのだが、このバンドは40歳を超えた男達が更に進めようとしているバンドなのだ。

特に顕著なのは五十嵐隆の歌・演奏におけるパフォーマンスの安定、更に元々技術的に優れていたリズム隊が 更に進化を遂げていることだろうか。

特に中畑たいこのドラムは武道館映像と比べると相当違う。 またキタダマキことマキリンのベース。リードギターにも近いようなメロディックな部分がありながら しっかりとベースの役割を果たしている、職人が魅せるベースはいろいろなバンドのベースを 聴いてきたけどやっぱり一番すごく感じる。

syrupに興味が無い人にもマキリンのベースは聴いてもらいたい。 どっちにしろサポートでいろいろやっているので、知らない間に聞いているかもしれない。

ファン層、自分は20代中盤なのだが同世代とちょっと上の人が多く見られた。解散後に知ったファンも活動的だった頃に応援していたファンも 軋轢なく過ごしている印象を受けた。

ツアー終了後、ドラム中畑大樹のオフィシャルブログでツアーのウラ話&写真が公開された。

中畑大樹 official web site

ちょっとおちゃめなマキリンが見れたりして、ファンにとってはうれしい報告だった。

次のツアーはまた来年かぁ・・・と思っていた矢先 2015年11月3日さいたまスーパーアリーナで開催される the telephonesの活動休止前最後のライブに出演が決定した。

ファンはそれはもうびっくりというか、武道館でさえ嫌がってたあの五十嵐が!?みたいな。 とにかくそんな大きな会場でsyrupが見られるなんて、いいものだなぁと思いつつ この反動が来年の活動に響かなければ良いのだがという心配もある・・・。

【その後のレポートは下記参照】

meill.hatenablog.com

 

 何はともあれ、全体的にすごく良いツアーだったのは間違いない。

2016年のライブツアーにも期待したい。欲を言えば、土日開催でおねがいします・・・。

 

【ここから2016年追記】

結局4月まで、ほぼ何も発表がなかったsyrupでしたが、ついにスピッツ主催の新木場サンセット2016の2日目に参加が決定しました。

実質今年初ライブですね。ツアーやら新譜やらまだ決まってませんが、チケット取れた皆さん、楽しみましょう。

個人的には赤い公園も同日ですし、スピッツの新曲「みなと」がとても気に入ったので、今から楽しみです。

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