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瀧と三葉の幸せを祈るブログ

【ネタバレあり】君の名は。を見た感想など

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書こうと思ってたんだけど、文字に上手く起こせない

どうも、僕です。

 

君の名は。の二回目を見てきました。

今週末三回目を見に行きます。

 

俺よく「劇場で見て欲しい!」って言われても絶対に行かないタイプなので、意味ないとは思うけど、これは劇場で見て欲しい作品です。

余裕があるなら立川で・・・。

 

 

ネタバレありきな感想をつらつらと書いていきます

 

熱い自分語り(飛ばして下さい)

久しぶりに映画に行きました

実は映画館で映画を見るのは実に14年ぶりのことで。

最後に映画館に行ったのは、クレヨンしんちゃん 栄光のヤキニクロードだったはず。

あれもいい映画だった。あれ以来映画館に行くことがなかった。

 

「映画に興味が無いわけではないけど、わざわざ映画館に行くほど見たいものもないなぁ。」という理由でなんとなく行ってなかった。

 

だから、マッドマックスもスターウォーズガルパンも見てなかったし、

君の名は。だって見に行く予定はなかった。

 

君の名は。に至っては予告すら全然見てなくて、「へ~新海の新作なんだ」ぐらいしか興味を持っていなかった。

 

またどうせ観た後に何とも言えない切ない感じになって、しばらく鬱になるんだろうなと目に見えていたからだ。

新海誠作品について

初めて新海誠の映像を観たのは2007年の時、高校2年生で当日はYoutubeニコニコ動画を始めとした動画投稿サービスの黎明期だった。

あのGoogleだってGoogleVideoって自分のコンテンツ持ってたんですよ。

そんな時代に「秒速5センチメートル」の予告動画が投下されたんですよ。

 

何よりも高画質に映えるその映像美や世界観がとても魅力的だった。

各動画サイトにこぞって、動画エンコードのテストとして秒速の予告が貼り付けられまくっていて、それで自分も知ったんだけど

 

「この人、絵上手いなぁ」なんて当たり前の感想が口からこぼれてしまった。

上手いなぁの上手いって、いろんな意味が含まれていて、背景が綺麗もそうだけど、雰囲気の出し方とか、ディティールとか。

新海誠の作風がとにかく気に入ったし、朝焼けや夜空の綺麗さに大層驚いた。

 

ただ、当時の高校生だった自分は映画に行かなかった。都内に行くのが億劫で。

その後、ほしのこえを修学旅行中にクラスメイトに見せられて、

とんでもなく鬱な気分になってしまい、ただでさえダルかった修学旅行がしんどすぎて帰りたくなってしまった。

 

大学生の時に秒速を見て、「あぁぁ・・・あんまりだ・・・あんまりだ・・・」とまた鬱に入ってしまった。雲の向こう、言の葉の庭も同じような現象。

新海誠の作品は好きだけど、話の畳み方が好きじゃない」という気持ちにいつも悩み、作品の二回目をみることはほとんどなかった。

何回も見るのは彼女と彼女の猫ぐらいだよ、本当に。

 

君の名は。を知ったのは公開直前ぐらい。

「金かかってんるんねぇ・・・キャストすごいねぇ・・・RADかいな・・・若い(高校生)子来るんやろな・・・新海誠なんか知らんべさ」と謎のやさぐれ具合を見せながらも、公開後に評判を見たところ上々。

 

大学の時の先輩が「新海誠の話が今まで好きになれなかった人間ほど見に行くべき」的なツイートをしていて、重い腰が上がったのだった。

君の名は。を見るにあたって

25年間まともに恋愛をしたこともなく、彼女もおらずといった俺だけど

恋愛の作品やら音楽が嫌いではなくて。むしろ好きだったりする。

ただ甘いだけの頭ゆるふわな奴はキツいけど、それこそ今までの新海作品の取り扱ってきたテーマだって、好きなんだよ。

設定とか世界観は好きだけど、終わり方が「あぁ。。。今回もか。。。」という感じがキツイんですわ。

 

「だけど今回は違うらしい」

このワンフレーズだけで、14年間足を運ばなかった映画館に行きました。

立川近いんで、どうせならガルパン極爆も見ようとシネマシティ立川へ。

 

本編感想

初回まとめ

かなり人入りが多かったです。新海作品にこの人数が集まるって凄い事だとその時点で気づかないほどに緊張していました。

 

導入から「あっ新海・・・」って感じのモノローグ。

「あっ新海・・・」と感じさせる背景の美術や十八番の夜空のシーン。

特に「夢の様な~」の彗星のシーンは本当にビリビリ来た。

 

OPがすっごいヌルヌル動くよ!

RADWIMPSをまともに聴くのってアルトコロニーの定理以来だったので、ある意味新鮮だった。この手の音楽って歌詞が作品にそぐわないことが多いけど、今回のタッグに関しては監督とRADの歩み寄りで、映像も音楽も歩み寄っていた。

 

前半のコミカルなシーンは、新海誠というより細田守作品を見ているような感覚だった。

 

主人公二人の友達が皆いいやつってのも、今回のウケが良かった要因かもしれない。

とにかく「新海誠あるある」は盛りだくさんなんだけど、新海誠が「王道のレールに乗りつつ自分の表現したいことをやる」とこうなるんだなと感じさせられました。

新海誠作品で観客から笑い声が聞こえるって、今までの作風だとまずないかなって。

 

キャラクターデザインやキャラクターの設定も、一般層にも受け入れられやすい様にしたのも良かったのかもしれない。ただ完全に一般寄せしているようにも思えず、そこは新海誠作品っぽいとは思う(三葉親父と勅使河原親父、宮水のゴタゴタあたりが)

 

とあるポイントから物語が急激にシリアスに加速していくんだけど、そこの切り替えも上手いなと思った。

なんとなく気になっていた相手と連絡がつかなくなって、連絡手段があるのに通じなくて、もういっそ会いに行こうってその時点でもう恋しちゃってるんだよね。

瀧君が必死になって糸守の風景をデッサンしているシーンとか、グッときた。

 

君が出くわした現実、そして必要なのかわからんSF要素。

「新海はオカルトに持って行きたいのかSFにしたいのかどっちなんだ!!!」と思いつつ、「えーこれどうなっちゃうの・・・」とハラハラしていた。

 

後半のあそこで「ご都合展開FOOOO!!いいぞおおお!!!」と盛り上がっていたところで絶望の淵に叩き落とされるあの「あっ」

 

今回の悪寒シーンその①だった。いいシーンなんだけど過去のトラウマが。

(今回こそ大丈夫だと思ったのに大丈夫じゃ・・・ないのでは・・・)

 

あそこでよくわかんないのは、二人が名前を思い出せなくなる理由。

あの時点で死亡ルートから外れて、世界線がズレたからなのか・・・未だにトリガーがよくわかんない。

 

そんなこんなで、なんとかなっちゃうわけだけど、一番重要な部分が説明されないまま瀧君へバトンが渡ってしまう。

「って名前書いてないんかーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!」

「なんで瀧君はダメで、三葉の言うことは聴いたのかがどうしてもわからん・・・ってかそこ全部飛ばすんかーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!」

 

それらのモヤモヤだけが残りつつ、クライマックス。

冬のシーンであいつらが出てきた時に「よかった・・・よかったなぁ!!!!!!あぁ!よかったぁ!!!!!!!お前らァ!!!!」と独り心の中で絶叫していました。

 

その後、今回の悪寒シーンその② 桜はやめろ!桜は・・・桜はアカンねんで!!!

新海誠の桜にトラウマを植え付けられた人間としては、「今回は大丈夫」のフレーズが揺らぐ桜の描写。

 

でも出会うんですわ二人が。

ただね、俺はまだそこで「まだだ・・・まだっ・・・!」と思っていて。

階段!!!登る!!!まだっ・・・まだ・・・まだ新海を信じるな・・・!!!まだだっ・・!!!振り向いた!!!!!!!!

「君の名前は。」

タイトルドーン!!!!!!!!!!

 

その瞬間の俺の放心具合たるやいなや。

憑き物が落ちたような気分になりました。

「新海・・・オレの負けだ・・・」と島本先生のようなセリフを周りに聞こえないレベルの声でボソッとつぶやいてしまった。

 

しばらく立ち上がれなかった。

なんかもう・・・俺が「あぁ・・・やっと会えた」って感じですよ。

やっと・・・やっとここまで来たんだと。

会えなかったずっと会えなかった新海誠の男女が真の意味で会えたんですよ。

今まで報われなかったあいつらが。中身は違うけどあいつらの想いがやっとここで。

 

と思うと足がガクガクして立ち上がれませんでした。

なんとか出たんだけど、階段で足をくじくわ、体調は悪くなるわ(自主規制)どんだけ感受性高いねんと思ったし、この後ガルパンどうやって見ればいいんだ俺はと頭を抱えました。

 

二回目に至るまで

帰ってまず「全部飛ばすんかーーーーい!!!」の部分が小説版で補完されていないか気になったんだけど、どうやら脇役に焦点を当てたサイドストーリーがあるらしく、そこに三葉親父がいたもんで、すぐKindleで買いました。

 

結論、絶対に買ったほうが良いです。

 

君の名は。 Another Side:Earthbound (角川スニーカー文庫)
 

1.三葉と入れ替わった瀧君の様子

2.テッシーのバックグラウンド

3.四葉の奮闘と宮水の秘密

4.宮水二葉と宮水俊樹のお話

 

大満足ですよね。特に2と4は映画に深く関わる部分なので、こいつは絶対に読んだほうがいいです。欠けていたジグソーパズルのピースが見つかったみたいでスッキリしますよ。

 

というかコレを読んでから三葉親父に対する見方が変わったし、宮水の話でいくらでも続編出来るやんけと思った(過去編)

 

書籍を踏まえて二回目

今度は渋谷HUMAXで見ました。狭い映画館ですけど、君の名は。だけ上映しているので、かなりパネル展示は凝ってました。

二回目を見る上で絶対に集中しようと思っていたのは、導入の部分。

いわゆる、エンディングに繋がる部分です。

 

君の名は。の話の構成って、導入10%と結末10%が繋がっているお話で、その間に過去のお話80%が入ってるんですよ。

一回目は80%の部分でハラハラしすぎて、結末のあたりで「そういえば導入とかOPでなんか思わせぶりなのなかったっけ・・・あぁもっかい見てぇなOP!!!ここで流せ!今流せよ!!!」ってなりました。

 

ここでリピーター生んじゃってる時点で新海誠の勝ちですよね。

実際二回目は最初から泣きました。大人三葉の部屋を見ただけで泣きました。

こうなってたのかぁ・・・と感慨深く。OPもしっかり見て。

 

書籍を踏まえて本編を見ると、結構伏線的なものは張られているんですよね。

あぁあ!よく見ると!!!って感じ。

 

一回目は見入って、涙を流さなかったんだけど、二回目はスパークルの大サビのシーンでボロボロ泣いてしまった。あとエンディングね。ボロボロ泣いた。

 

あと映画が終わった瞬間に過呼吸になった。

体調を崩した(自主規制)

 

なんでここまでハマったのか

自分でもよくわかっていない。一番の要因は、新海誠がついにハッピーエンドを描いたことだとは思う。

でもソレ以外で魅力的な部分はいっぱいあるんですよ。特に登場人物たちの言動とか性格とか。皆良い個性なんですよ。

だからこそ何度も見たくなるし、何度も見たくなるお話でもある。

 

いいのがさ、何気ない映画のピンナップが最大のネタバレってところだよね。

見た後「これすっげぇネタバレじゃん!!!」っていう。ただ言われなきゃ普通のピンナップ。上手いなぁ。

 

劇伴が天門さんじゃないっての、最初は反感あったんだけどRADWIMPSがしっかりマッチングしていて、驚いたし自分の中でRAD再評価の波が凄い。

高校生以来にRADWIMPS4聴いたよ。サントラもゲットした。ずっと聴いてる。やべえわ。Mステ出るってのも全然興味なかったのに。怖い。

 

・瀧が口噛み酒を飲んでタイムスリップ(入れ替わり)するシーン

(三葉の回想的なものが入る)

・三葉が走って、躓いて、転んでボロボロになるシーン

 

この2つが、初回で見た時に「時をかける少女だ・・・」ってなった所で

特に瀧が三葉の回想を見るシーンなんか、最後のタイムリープの演出のところみたいで、「うわっ・・・あれだ・・・これは卑怯だわ・・・」となってしまった。

 

個人的には時をかける少女をリアルタイムで劇場で見れなかったので、その後悔の念が全て晴らされた気分で、本当にこの瞬間に立ち会えてよかったと思う。

 

好きなキャラクターランキング(瀧三除く)

第三位:四葉

お前本当に小学生かよっていうぐらいの鋭い観点や言動。

この子が糸守サイドのアクセントになっていたような気がします。

 

再登場時に俺は「あぁ!!!!あぁぁぁ!!!!!!!!!!」と心のなかで絶叫していました。

 

第二位:奥寺先輩

年上のお姉さんって感じがモロな人ですよね。20そこらの女子とは思えない達観さではあるけれど。

一番好きなのが、タバコ吸うシーンなんですよ。

お前喫煙者だからだろ?ってそれだけじゃなくて、司が「吸われるんですね」って言った後に「やめてたんだけどね・・・」と一言言うところがもう・・・もう・・・あれだけでもうバリ好感度アップですよ。

 

第一位:勅使河原(テッシー)

お前がナンバーワンだ・・・。

こんなに良い奴おる?漢だ・・・。

コイツがいなければ、糸守の人々はどうなっていたのだろうか。

三葉(瀧)に対する信頼感や有能っぷりが半端ない。

本当にテッシーが良い奴で大好きですわ。三葉に喝を入れるところもホント良い。

 

三回目で確認したいところ

まぁほぼ確認は終わってるんですが、結末のシーンで働いている人々が出てくる中に、司らしき人物が花屋で働いているシーンがありますよね。

 

アレ本当に司なのかわからんので、そこはハッキリさせたいのと、

他の人物も糸守の人って説があるので、その辺すごい気になる。

 

おわりに

新海誠監督、本当にありがとうございます」という気持ちで胸がいっぱいだ。

結末が良いってのは何回も繰り返すけれど、良いのはさ。

「終わり」が終わりじゃなくて「始まり」ってのが凄く良い。

 

つまり、「君の名は。」というお話自体はあそこで終わりなんだけど、

二人の物語はあそこから始まるんだよ・・・。

いやぁ・・・胸が熱くなるな・・・。

 

ていうか三葉と3年差があるから、あの時点で三葉のほうが年上なんだよな・・・

いやぁ・・・胸が・・・胸が熱くなるな・・・。

 

と、新海誠は僕らに対して、二次創作のものすごい巨大なターミナルを残してくれたわけですよ。

二人が関係を思い出すも良し、思い出せないけど「探していた人だ」とお互いを意識し続けるのもよし、どの設定も活かすことができる最高の終わり方ですよ。

 

ある意味、新海誠の一つの「終わり」でもあり「始まり」でもあると思うんです。

次回作もお話がこうなるとはなんとなく思えないんだけど、 でも今までとはなんか違うものを産みだしてくれるんじゃないかって、密かな期待をしていて。

 

とりあえず今はゆっくり休んで欲しいです。

zasshi.news.yahoo.co.jp

今回も1日15時間の絵コンテ制作を半年間とか時間的な余裕はなかったんですけど、自分の映画を今までよりも俯瞰(ふかん)で見渡すことができたので、ここで笑わせられる、ここで音楽や演出を立たせられる、といったサービスは随所にちりばめられたと自負しています。

 サラッと行ってるけど、1日15時間も絵コンテ作ってるってもう尋常じゃない・・・。

本当にゆっくり休んで次回作を期待しております。

三回目は17日のシネマシティ。新海誠監督舞台挨拶付きですわ。

 

今俺に君の名は。の話を振ると面倒くさいことになるぞ。

 

ガルパンはどうしたお前って感じですけど。

ガルパンはよかったぞ。

 

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www.youtube.com

RAD以外だとこの曲が凄いマッチングしてると思う

出会った人とか 見てきた場所とか
あの日からのこと
話させてよ
夢を見てたみたい
時間は来てしまうけれど
次に会える時に 話させてよ 

 

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